Canine

First Aid

喉に物を詰まらせた

犬が誤って小さなボール、石、おもちゃなどを呑み込んでしまった場合
自然に吐き出してくれると良いのですが、明らかに苦しそうな表情をして
手足で口を引っ掻きはじめた場合は、窒息状態になってしま
います。
一刻も早く異物を取り出さないと呼吸困難から意識不明に落ちしまうことになり
大変危険です。

意識がない

1 犬の口を開け異物をチェック。
 
<異物が確認できない時>


   
小型犬:横向きに寝かせて片手で胸骨、胸郭を上方に押しあげます。
   
大型犬:横向きに寝かせ両手で胸郭を両手で上方に押し上げます。
(図参照)

異物が奥深いところに食い込んでいる場合などは
無理矢理、取り出そうとしないで下さい。
即、病院へ!

意識がある場合

1 口の中の異物をチェック

<異物が確認できない時>


2(上の2)胸骨を上方に押し上げる(図参照)

3 口の中に親指を入れその指で舌を撫でるように手前に移動する。

4 人工呼吸

5 何分かおきに脈拍をチェック します。
(直ちに病院へ)

ショック(感電)

呼吸や心臓がとまっている時

電気コードをかじって感電をした場合は
まず感電した犬、猫に手を触れてあなたまで感電しないように
コンセントからコードを抜きます。

  人工呼吸、人口肺蘇生法を行います(犬の呼吸と心臓が動くまで続けます)

Tip:心臓は前足の付け根から約2・5センチにあります。
正常な呼吸数:(10〜30(ー分間))
・エクササイズ、運動、遊んだあとなどは呼吸数は
200まであがることもあります。

Tip犬種に寄って正常な体温、呼吸数、脈拍など違いがあり
また同じ犬種でも個体差がありますので、獣医さんに体温の計りかたなどの
指導をうけて、犬が安静な状態の時などに調べておくのが一番いいようです。

正常な脈拍:60〜120ビート(一分間)
脈拍の計りかた:左後ろ足の内側に手を当て確かめられます。
興奮したり、熱があったり、ヘビにかまれたり、感電したり、痛みなどがある、
薬物による中毒をおこしている場合は、脈拍があがります。

けいれん

呼吸や脈拍が異常に速い場合(ショック状態)

横向きに寝かせ、口を開いて犬の舌を横に引っ張りだしてあげます。
直ちに病院へ!

TIPショック(感電、てんかん、胃がねじれる、長期間の下痢、嘔吐
ヘビにかまれる、糖尿病)を起こした時に起こる症状。

・呼吸数、脈拍数の増加
・歯茎や舌が青白い又は青色(窒息状態)
・瞳孔が大きくなる
・体力の低下、衰弱
・体温の低下など

このようなショック時の昏睡状態、意識不明な犬は病院に移動する時に、
犬の体を極力動かさないように気をつけます。
そして、
絶対に水は与えないでください。


原因はてんかん、薬物による中毒、ウイルス病、肝臓病などが考えられます。

1 犬が発作やけいれんを起こした時に、物にぶつかって怪我をしないように
    気を付けてあげてください。

2 体を毛布などで包みあたたかくしてあげて
  けいれんや発作がおさまるのを待ちます。

Warning発作やけいれん中に犬の口の中に指や物を入れないでください。
         発作やけいれんが10分以上続いたり、再発したら即病院へ!

TIP回復後は15分から30分はまだ混迷状態が
        続いていることがありますので
        脅かしたりしないように気をつけてあげてください。